アメリカからメキシコ国境を車で超える旅 5つの注意点【バハカリフォルニア】

Mexico アメリカ
Pocket

アメリカと言えば、ロードトリップ。

広大な荒野を、大自然の中を、自由気ままに車で旅する。

最高にエキサイティングな冒険ですよね。

私も、アメリカ滞在中には、家族を連れて色んな州を車で巡りました。

西海岸から中西部、南部や東海岸まで、二年間で訪れた州は、25州を超えます。

家族と共に、様々な景色を見て、たくさんの文化に触れることができたのは、かけがえのない経験でした。

アメリカとメキシコの国境越えは一番の思い出

その中でも、最も冒険心を刺激してくれたロードトリップの一つに、アメリカとメキシコの国境超えがあります。

カリフォルニア州の南に位置するSan Diego(サンデイエゴ)から、国境を越えて、メキシコ領のTijuana(ティファナ)に入ることができます。

そして、やろうと思えば、そのままバハカリフォルニアと呼ばれる半島を南下することが可能です。

今回は、サンデイエゴからアメリカとメキシコの国境を車で超えるカリフォルニアの旅で注意したいポイント5つをご紹介します。

アメリカとメキシコの国境を車で越えようと思ったきっかけと準備

車で国境を越えることへの不安と情報不足

この旅を思いついたのは、2017年の末でした。

アメリカは既にクリスマス休暇に入っており、当時留学していた学校も休暇中でした。

そんな中、妻と4泊5日程度でロサンゼルスからサンデイエゴまで車で旅行する計画を立てていたときのことです。

サンデイエゴの情報を検索していると、ちょくちょく表示されるのが、歩いて渡れるメキシコとの国境。

ビザ取得も不要で簡単に入れる。日帰りにちょうど良い。

本場のタコスを堪能し放題。

そんな記事をたくさん見つけました。

あのサンデイエゴに行けるだけでも嬉しいのに、いつかは行きたかったメキシコにも行けるなんて。

好奇心がめちゃくちゃ刺激されました。

車で国境を渡れたらもっと良いのに

好奇心が旺盛な私が思うのは、

「徒歩で国境渡れて面白そうなんだけど、足がないと、国境付近をぶらつくだけで終わっちゃうよね」というもの。

「どうせ行くなら、もう少し南の方とか、足を伸ばしてみたい」

「車で行ったらもっといいね、絶対」

ということで車での国境超えを検討し始めたのです

positive

車での国境超えに関する情報不足

車での国境超えを検討し始めたものの、なかなか詳しい情報が手に入りません。

学校の友人に聞いてみても、詳しい人はいませんでした。

それもそのはず、数年間のロサンゼルスでの留学生活、限られた長期休暇にどこに旅行するかは大変重要なポイント。

サンフランシスコやラスベガス、グランドサークル等の超有名ポイントがひしめき合う中で、敢えて国境を車で越えてメキシコ•バハカリフォルニアでのロードトリップは、なかなか渋いチョイス。

個人的にはかなりイケてるチャレンジだと思いましたが、普通は家族が反対するのでしょうか(ちなみにうちの妻も最初はとても反対していました)。

ということで、人づての情報収集は見込めず、Web情報のみを頼りにしました。

当時も何人かの日本人ブロガーがティファナへの入国についてブログで紹介してくれていました。

しかし、ほとんどのブログが徒歩での入国経験のみを記事にしていました。

肝心の車でのメキシコ国境超えに関する情報があまり見当たらなかったのです。

negative

オンラインで徹底指導!3か月で生きたビジネス英語を。【BizEnglish】

リスクの想定と分析

しかし、中には当たり前のように車でのメキシコ国境を越えてバハカリフォルニアをロードトリップされている方のブログもありました。

ただ、その前提となる予備知識やリスクについての詳細情報が手に入らないという状態でした。

そこで、想定できるリスクを書きだすことにしました。

例えば、メキシコに入った途端車の運転ができなくなるとか、携帯電話が使えなくなる、保険はどうすべきか?等です。

これら一つ一つを分析し、リスクの大小を踏まえ、無視して良いと判断できるものは無視しました。

他の越境経験者が気にしていなそうなことは、同じように気にしなくても問題ないと割り切ったのです。

逆に気にすべきだと思ったことは、十分に調べてカバーしました。

その結果、無事にアメリカとメキシコの国境を車で越え、二泊三日のバハカリフォルニアロードトリップを実現することができました。

大変エキサイティングな思い出を作ることができました。

Boarder
メキシコ側から撮影したアメリカとの国境。海の中にもしばらく壁が立てられている。

アメリカとメキシコの国境を車で越える場合の5つの注意点

私の経験に基づき、5つの注意すべき点を以下纏めておきます。

2020年現在、Covid19の影響もあり、注意すべき点は変わってきていると思いますが、参考にして頂ければ幸いです。

①車の運転

メキシコをロードトリップするためには、当然メキシコで車を運転できる必要があります。

しかし、アメリカで運転しているのと同じように、メキシコでもできるのかと言う不安がありました。

出発前に色々な関連ブログを見ていると、皆さん特に気にされずに普通に車で国境を通過されているようでしたので、そこまで心配する必要は無いのかなあと思っていましたが、厳密にはいくつか懸念点があります。

Tijiana city

交通ルール

  • アメリカと同じです。右車線です。
  • アメリカと同様、赤信号でも危なくなければ右折可能です。
  • 特に気になったルールはありませんでした。ただ、メキシカンの運転は危ないという話がありますので、もらい事故にはくれぐれもご注意を(LAでもメキシカンの運転は結構危ないので、それに慣れていれば、あまり変わらないかとも思います)。

運転免許

  • 当時、私はカリフォルニア州の運転免許を持っていました。
  • この免許がそもそもメキシコ内での運転免許として認められるかと言う法律のチェックは実際行いませんでした。
  • 後述する保険屋にも何も言われませんでした。
  • 多くの方がアメリカの運転免許のみでメキシコに入られているとのことでしたので問題ないと認識していましたが、厳密には確認していません。

自動車登録

全然知りませんでしたが、アメリカで所有している車でメキシコを走行するためには、メキシコ官庁での登録が必要なようです。

数日の旅行であれば心配する必要はないと思いますが、長期間滞在される場合にはカバーしておいた方が良いのかもしれません。

②保険関連

メキシコは、アメリカから見ても外国です。

メキシコに入った途端、アメリカで使っている保険が適用されなくなる場合も多いはずです。

例えば、自動車保険や生命保険等です。

数日の旅行であれば無保険でも心配ないとの声もあると思いますが、

今回は、異国の地でのいきなりのロードトリップ。

さすがに私は心配で準備をしました。

自動車保険

自動車保険に関しては保険に入るべきだと思います。

なぜなら、メキシコ現地で交通事故を起こした場合、無保険だと洒落にならなくなるからです。

そこで、どのように保険をかけるべきか検討しました。

その結果、サンデイエゴ側の国境付近にいくつかメキシコでの自動車保険を専門に取り扱う保険屋さんがあると言う情報が分かりました。

GoogleマップでInsuranceなどと検索するといくつか出てくるので、連絡を取ればアポが取れると思います。

私が訪れたのは、”Mexinsurance”と言う個人経営の保険屋さんでしたが丁寧に対応してくれました。

Mexico Insurance from MexInsurance®
Better Mexico Insurance Starts Here! Get instant Mexican Insurance online in minutes.  We offer excellent coverage and rates on Mexican insurance for cars, va

車種や滞在予定日数等を話して、大体30分くらいで加入手続きが完了できます。

運転歴や車種にもよるんだと思いますが、三日間で$30(3000円)程度の低価格で自動車保険に入れました。

この時代、日割りの自動車保険なんて、ネット申請だけで済ませられるだろうという声もあると思いますが、現地での注意点なんかも聞けたので、会ってお話できたことは良かったと思っています。

医療保険

メキシコ内で怪我や病気になったときに備えて医療保険も検討する必要があります。

アメリカ内では、会社がかけてくれた保険が適用されましたが、アメリカ国外では適用されませんでした。

二日間の滞在だったので乗り切れるかなとも思いましたが、やはりロードトリップメインなので、自動車での事故で、私や妻が大怪我を負ってしまうリスクもゼロではありません。

安心の意味でも保険をかけておきたいと思いました。

そこで思い出したのが日本を立つ前に入ったJALの海外赴任者総合保障と言うものです。

これによってメキシコでの怪我や病気などもカバーされると言う見込みで対応しました。

このような保険に入られていない方は、日割りで入会できる保険等を探すことをお勧めします。

③携帯電話

アメリカで使っている携帯電話がメキシコでそのまま使えるのかも大切なポイントです。

アメリカで所有する車のカーナビにはアメリカの地図しか入っていない可能性が高く、メキシコに入ってからもナビとして機能する保証もありません。その場合に、カーナビとして頼りにできるのは、Googleマップのナビ機能です。

この機能すら、電波の関係で使えなくなってしまうと、メキシコに入った途端に位置や道がわからなくなり、ホテルにたどり着けないなんてことにもなりかねません。

極端な例ですが、国境越えた途端、メキシコ国内で使えなくなると、アウトです。

また、最近はスマホが世界中で使えると謳われている場合があるものの、やはりLTE電波だと赴く地域によって大量に通信料が発生する懸念もあります。

私は事前に通信会社に確認しました。

私の場合は、アメリカで使用している携帯電話が問題なく使えると言うことでした。

ただローミングをオンにするなどの対応が必要でしたので、通信会社にあらかじめ連絡することをお勧めいたします。

最短即日発送で工事不要!世界中で使えるクラウドポケット型Wi-Fi【ギガWi-Fi】

④ビザ

Boarder

メキシコでの観光ビザが必要なのではないかと言う懸念がありました。

他のブログを参考にする限りでは、普通にビザなしでもコントロールを抜けれるようだったので、特に気にしませんでした。

他方、メキシコでの旅を終え、アメリカに戻る時は、とても厳しいビザコントロールがありますので注意が必要です。

Boarder to US

アメリカでの滞在ビザをしっかりと見せることができないと、簡単にはアメリカに戻ることができないと言うことです。

パスポートとアメリカの滞在ビザは絶対に忘れてはいけません。

なお、エスタでアメリカに滞在していてメキシコに渡ろうと考えている方は、メキシコからアメリカに車で戻るときにエスタのビザだけで充分かについて、念のため、国境を渡る前に付近の観光業者や国の関係者等に確認されることをお勧めします

⑤治安

全体的に治安の悪いバハカリフォルニア

バハカリフォルニアは全体的に治安が悪いと言われます。

そもそもメキシコ自体が全体的に治安のよくない国なんですよね。

他の中南米の国はもっと治安が悪いということなのですが。

バハカリフォルニアも、南に下れば下るほど、治安が悪くなるという話もございます。

例えば、以前日本人サーファーが殺された事件があったとか、車を停めていたらタイヤだけ盗まれていたなんて話もあるようです。

そのため、普通は車で行ってもエンセナダまでだねと言う話も聞いたことがあります。

実際私はその手前のプエルトヌエボというエビ料理で有名な漁師町まで行って、アメリカに引き返しております。

PuerutoNuevo

ティファナの治安

しかし、少なくとも国境付近の町であるティファナに関しては、それなりの値段のホテルに泊まることさえすればそう言った問題全くありませんでした。

車もValletに停めてもらえましたし、そのほかしっかりとサービスを受けることができました。

たしかに、このティファナも売春街と言う面もありますので、あまりファミリー向けの街ではないといえます。

しかし、昼間出歩く分には安心なので、メキシコ情緒溢れる街並みを味わうことが可能です。

他方、夜はナイトクラブも活発ですので、ファミリーで歩くような街では正直ないです。

そのため、ファミリーで行くような場合には、運転も外を歩くのもなるべく明るいうちに済ませ、夜あまり遅くまで出歩かないというところを守っていれば問題ないかなと思います。

Tijuana monument

以上は、あくまで三日間の滞在で、国境界隈を巡っただけの経験です。

より長期間滞在されたり、バハカリフォルニアを大きく南下される場合には、より注意が必要だと思いますので、気を付けてください。

まとめ

アメリカとメキシコの国境を車で超える際に注意したいポイントについてご紹介させて頂きました。

①免許②保険③携帯電話④ビザ⑤治安といった項目について、詳細確認の上、準備いただければきっと楽しい旅が送れるのではないかなというふうに思います

なお、私がこのメキシコ国境越えたのは2017年の末であり、それから既に3年程度経過しています。

COVID-19の影響もあり、多少事情が変わっているかもしれません。

状況に応じて詳細チェックしながら旅を計画してみてくださいね。

アメリカメキシコの国境越えぜひエキサイティングな旅を過ごしていただければと思います。

【トライズ TOEIC(R)対策プログラム】2ヶ月で最大200点アップ保障

Pocket

この記事を書いた人

元アメリカ駐在員の純ジャパビジネスパーソン。日系メーカーに勤務。グローバル志向。次はヨーロッパへの駐在を目論んでいる。TOEICは990点(IP)。
三年間でTOEICを400点台から900点台まで上げた経験や、海外での仕事を通じて学んだ外国人とのコミュニケーションスキルやマインド等をブログや記事執筆の形で発信している。
翻訳やライティング、コンサル業務も展開している。

nobuoをフォローする
アメリカ メキシコ 海外旅行
スポンサーリンク
nobuoをフォローする
Global Personz Lab

コメント

タイトルとURLをコピーしました