アメリカ留学を考えている人がたくさんいらっしゃると思います。
ただ、アメリカといっても広く、どの町の学校に留学をするのか迷っている方もおられるのではないでしょうか。
今回は、数ある候補地の中から、LA(ロサンゼルス)を選ぶべき理由を説明したいと思います。
私は、2017年からアメリカに滞在し、1年間LAの大学院に留学をしておりました。
短い間でしたが、LAの魅力にすっかり取り付かれてしまいました。
アメリカでお勧めの滞在先を聞かれたら、ダントツでLAを推します。
LAの魅力を5つの項目に分けてご紹介させて頂きます。
①過ごしやすい気候

・温暖な気候
ロサンゼルスは世界で最も過ごしやすい地域だと言われています。
見てください。この青空。
雲一つありません。
LAは年中こんな感じです。
基本的に快晴です。
日本と違って湿度も低いため、夏でもムシムシせず、からっとしています。
そのため、気温が高い昼でも過ごしやすいです。
一年を通じて、暖かく、クリスマスシーズンでも昼であればハーフパンツで過ごせてしまいます。
冬でも摂氏10度を下回ることはあまりありません。
もともとLosAngelesの意味はスペイン語で、“天使の街”という意味です。
そう例えられるほど、とても住みやすい地域なんですね。
・雨がほとんど降らない
また雨がほとんど降らないことも魅力です。
一年間LAに滞在していましたが、傘をさした記憶がありません。
日本ではしょっちゅう雨が降るため、傘を持ち歩かないといけないことに大変ストレスを感じていた私にとっては、とても快適な環境でした。
もちろん天気が悪い日も時にはあります。
ただ、それも霧レベルで終わったり、短時間の小雨がほとんどでした。
当然傘のニーズも少なく、ビニール傘を販売しているのを見たことがないくらいです。
・他地域との比較
アメリカの他の地域では天候に要注意なエリアも少なくありません。
有名なマサチューセッツ工科大学やハーバード大学のあるボストン、コロンビア大学のあるニューヨーク等では毎年冬には雪が降ります。
マイナスの気温になることもしばしばあります。
そんな環境を楽しむということも一つの考え方ですが、悪天候というストレスと戦わなければなりません。
会社の先輩にボストンでの留学生活を選んだ方がいましたが、
寒さとの闘いだったと後悔されていました。
また、気温の低いエリアではどうしても風邪のリスクが高まります。
留学生活でストレスなく勉強に打ち込むという意味では、常に天候の良い地域に住むことが重要です。
年中を通じて温暖なロサンゼルスの気候は、LAの魅力的なポイントの1つです。
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②LAの多様性

ロサンゼルスはアメリカの中でも最も多様性のある中の1つです。
移民の数はアメリカの中で最も多く、特にメキシコ等中南米からの移民が多くいます。
それ以外にも中国であったり、インドであったりと、様々な国から多くの移民が集まっており、大変多様性に富んでいます。
留学生についても同様に多様性があります。
世界的にもロサンゼルスと言う場所は有名なため、世界中から留学生が集まります。
私が通っていた大学でも30以上の国から留学生が集まっていました。
特に、LAはヨーロッパや南米等からの留学生が多いことも大変魅力的だと感じました。
・中国人ばかりの大学もある
昨今のアメリカ留学といえば、中国人留学生が多数を占めています。
どの世界のどの大学に行っても中国人留学生が溢れています。
例えば、私が留学先を検討している際に、オハイオ州の某大学に下見に行ったことがありますが、その大学は留学生の8割が中国人留学生でした。
昨今の経済規模の拡大と共に多くの中国人が全米の大学に留学をしているため、時にはこのように留学生の出身国が大変偏っている場合もあるのです。
決してその環境を否定するわけではありませんが、出身国の割合をチェックしないまま入学してしまうと、周りの留学生ほとんどが中国人であり、十分に世界の多様性を感じられなかったと言うことにもなりかねません。
・留学生にも多様性のあるLA
その意味では、LAは世界的にも有名であるため、アジア以外の地域からも学生が集まりやすいです。
特に、LAはヨーロッパや南米等の学生と知り合うことのできる点は、大変魅力的だと思います。
例えば、物の見方や考え方、宗教観なんかも、アジアとは異なる点が多く、話しているだけで様々なことを気づくことができます。
留学先での座学はもちろんですが、長い人生の中で最も重要になってくるのは、海外留学で視野を広げることだと思っています。
広い視野を得るためには、多様な人と出会う必要があります。
その点、LAはとても魅力的な場所なのです。
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③ロサンゼルスのアメリカ人のオープンマインド

LAの多様性を支える背景として、ロサンゼルスに住むアメリカ人のマインドがオープンと言うこともあります。
アメリカの大統領選挙の話で出てくる民主党や共和党の支持基盤というのがありますが、カリフォルニアは常に民主党支持です。
移民その他の多様性を受け入れていることの表れです。
このような州の特性と言うのは、現地での暮らしやすさに大変影響を与えます。
・カリフォルニア州以外に住んで感じた差別
私は西海岸だけでなく、東海岸や南部の方で生活をしたことがあります。
特に南部の地域では、共和党支持が根強い地域が多くありました。
アメリカンファーストのマインドを持っている人たちが多く住む町がたくさんあるということです。
そういったエリアを訪れたときには、我々を見る目が明らかに違うと感じたことがあります。
差別主義や迫害主義といったものがどれほど影響しているのかはわかりませんが、とにかく目があった瞬間のリアクションが変わってきます。
例えば、マインドの広い地域では、微笑むということがありますが、そうでない地域ではそれがありません。
私は運よくこれ以上の露骨な差別等を経験したことはありません。
しかし、より保守的な地域に住んでいたらどうだったのかとは思います。
・LAでは差別を感じたことはない
LAに住んでいた頃はスーパーやUBER、タクシーで会うアメリカ人は、みんなフレンドリーでした。
差別を受けたと感じる事はありませんでした。
最近ではCOVID-19の影響によって日本人街にある日本人レストランがアメリカ人によって襲われたりなどと差別を心配する声も上がっています。
しかし、もともとのマインドとしてはロサンゼルスに住むアメリカ人のマインドは大分開けていると思います。
これもLAの魅力の一つです。
④Techの最先端
ロサンゼルスはTechの最先端と言うこともできると思います。
確かにTechの最先端はカリフォルニアの中でもシリコンバレーになります。
これはロサンゼルスから車で5時間ほどの場所にあります。
なかなか遠いです。
しかし、その程度の距離でもあるため、Techの最先端であると言う意識はロサンゼルスにもやはり流れてきています。
二年ほど前から流行しているスクーターのシェアサービスもLAではかなり初期の段階から展開されていました。

ロサンゼルス発祥のスタートアップ企業もたくさんありますし、ダウンタウンにもそういった会社がたくさんあります。
もちろん、Tech起業家としてその世界で生きていきたいのであれば、シリコンバレー界隈で留学をするのがベストだと思います。
しかし、Techの進化や時代の最先端に触れたり、Tech関係の方とつながりたいと言うだけであればロサンゼルスでも十分に体験することができます。
またそれ以外のアートや美術などの掛け合わせた様々なトレンドの発信がロサンゼルスから出てくる場合もあります。
LAの環境とはそういう意味でも大変魅力的だと思います。
⑤アクティビティが圧倒的に多い

留学先にアクティビティーが多いことをプラスと捉えるか、マイナスと捉えるかは人それぞれです。
ロサンゼルスに留学していたと言うと「どうせ遊んでいたんだろう」と思われてしまう場合もあります。
しかし、留学先で勉強以外の思い出も作りたい、多様な経験をたくさん積みたいという欲求はあって当然ですよね。
人生一度きり。無理は禁物です。
私も含めてですが、そういった方の留学先はLA一択と言っても過言ではありません。
アクティビティーの数や種類は大変豊富です。質・量共に他の州とは比べ物にならないと思います。
例えば、サンタモニカのビーチリゾートでのアクティビティ。単純にビーチでのんびりするのも良いですが、サーフィンやボディーボードに挑戦することもできます。
周囲のレストランで食事をするだけでも最高の気分に浸れます。
車を1時間でも走らせれば、ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどのテーマパークがあります。
5時間ほど車で走れば、ラスベガスに行くこともできます。カジノに興じたり、ショーを観たり。ゴージャスな非日常な雰囲気に包まれながら、とても爽快な時間が過ごせます。

半日でも車を走らせればグランドキャニオンやセドナ、デスバレー等、有名な国立公園に行くことができ、壮大な景色に触れることができます。
こういったアメリカドライブを楽しめる拠点となるのもロサンゼルスの魅力の1つです。

LAやその周辺で様々なアクティビティーを味わうことこそが、1人の人間としての人生をトータルで豊かにするものなのではないかと思います。
もちろん座学での勉強も大切ですが、それ以外の時に留学先で何を学ぶのか、何に触れることができるのか、という点も重要です。
自分がどのように生きて行きたいのか、自分を見つめなおすことができるのも海外留学の魅力の一つです。
多様な物事を吸収できるかどうかも大変重要なポイントです。
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